3月17日に、和田まちづくりセンターの「かがやきホール」にて

和田地区まちづくり推進委員会が取り組んでいる

「農村RMOモデル推進事業」の一巻で「地域資源」の一つ

「石見神楽」の維持・継承の目的で

「和田地区石見神楽響演大会」が行われました。

 

お出迎えの大蛇くん!

 

まだ寒い中、和田地区の皆さんだけでなく、県立大学の皆さんや

周辺地区や遠くは滋賀県からも!

小さなお子さんから、ご高齢の方々まで

約150名もの方々がお越しくださりました<m(__)m>

 

    

まちづくり推進委員会の大賀会長の挨拶を皮切りに大会がスタートしました。

 

 

トップバッターは戸川神楽社中による「神武」

 

    

 

神武天皇が大和平定する物語ーーー

激しい動きの舞で、スクワット運動の連続なので体力に自信がないと舞えませんね(≧▽≦)

かっこいい舞でした!

 

 

続いて和田神楽会「八旗」

 

        

 

応神天皇の物語ーーー

私は初めて観ましたが、ゆったりとした神舞が印象的でした。

大きな面が独特の三鬼が登場!迫力がありました!

 

 

3番目は重富神楽社中による「天神」

 

      

 

お馴染みの菅原道真の物語ーーー

鬼のガッソ(かつら?)やマスクが今風で、「NARUTO」にでてきそうで

カッコいい演出でした(≧▽≦)

 

 

続いて本郷神楽社中「塵輪」

 

     

 

仲哀天皇の悪鬼退治の物語ーーー

鬼が会場を巡ると子供の泣き叫ぶ声が「神楽」らしさを演出してくれました( ̄▽ ̄)

味のある舞でした!

 

 

最後は4社中が共演した「大蛇」

 

    

 

ご存じ須佐之男命が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する物語ーーー

蛇が8頭出てきて、とっても迫力があり圧巻でしたヾ(≧▽≦)ノ

手名槌がアメを巻き、会場も盛り上がりました!

 

      

子どもたちが蛇の胴をたたきにきたり、天蓋の紙垂を拾ったり

昔も今も変わらない光景ですね~ (*-ω-)ウンウン♪

 

 

 

   

 

会場横のランチルームでは、地元の有志の皆さんが店を出店してくださり、

おでんやポップコーン、フライドポテトの食べ物や、

ビールに日本酒も販売してもらいました!

(神楽と酒は切り離せませんね~(*^。^*)

 

 

 

      

 

そして送迎は、地元の「ぜん観光」さんのご協力をいただきました。

時間が押してしまったにもかかわらず、気持ちよくご対応くださり

ありがとうございました<m(__)m>

 

 

体育館などのステージではなく、神社での奉納神楽に近い感覚で舞を魅せたいと

今回初めて校舎内(旧和田小学校)の「かがやきホール」で行いました。

 

      

 

 

神社の階段の上り下りがしわくなった、ご高齢の方に

「久しぶりに観に来たけぇ」

「やっぱりええのぉ~」

とおっしゃっていただいたり

 

「ありゃー」「こりゃあ」と神楽談義

があったり

 

「父ちゃん、カッコえかったで!」

とお子さんに言ってもらった演者さんもおられ

 

伝統の「和田地区の石見神楽」が引き継がれる芽が発芽した

のではないかなと思う大会でした!

 

 

 

会長が初めに挨拶されましたが、

準備や片付けに奮闘された

各社中の皆様、ご協力いただいた皆様!

そして観にきていただいた皆様!!

のお陰を感じる大会でありました!(*´ω`*)

 

 

 

尚、当日の模様はユーチューブの「おでかけ神楽マンCH」

でアップされていますので、是非ご覧になってみてください!